春の『ティー・コジー』

ひょんな経緯で急に決まった三重県津市の『ティー・コジー』日帰り旅。素晴らしいお天気に恵まれた日で新幹線の車窓から真っ白い富士山が見えた。

名古屋でバターカップスのみなさんと合流し、近鉄で津市へ向かう。

津駅から歩いて15分ほどで『ティー・コジー』へ到着。変わらないエントランス。20代のころから度々訪れているカフェだが、今年30周年を迎えたのだそう。そのお祝いの花が置かれていた。

三つ編みにして赤いお洋服を着たオーナーのユミさんが出迎えてくださる。お元気そうだ。

お店に入ると最初に目に入ったのがこの版画。同版画家・山本容子さんの版画(本物!)だそう。実は今週末に東京で開かれている山本さんの個展を観に行く予定だったので、一足先にここで見られて感動。版画は何枚も擦られているが、その上に山本さんご自身が色をつけ、一枚として同じものは無い一点物。この版画との出会いについて嬉しそうに語るユミさんが印象的だった。

真似したいのにレベルが高すぎてただただ感動するしかないこだわりのインテリアは健在。前と違うと思ったのは、亡くなった看板娘(犬)コジコジのグッズ(?)がいたるところに置かれていたこと。ユミさんの愛犬を想う気持ちが伝わってくるなぁとしみじみとした気持ちになった。しかもどれもこれもセンスが抜群で!

いつも玄関前に置かれていたグリンゲイブルズのジオラマは高いところに鎮座していた。

さて、座ってお茶にしよう。メニューはこちら。

どれもこれもとても美味しく、夢のようなひととき。

一時間半はあっという間だが、この日はそのあとにお客さまの予定がなかったそうで、少しだけ長くいさせてもらえてゆっくりできたのがよかった。また必ず来ますと心に誓ってお店を後にした。


#ティーコジー #アンティークカフェ #津市 #カフェめぐり #赤毛のアン #バターカップス


てがみまYukoのふみあかり

田丸有子。 手紙の書き方コンサルタント。 札幌出身、東京都在住。 情緒があるものやエレガントなものに惹かれる50代。 無類の手紙好き。L.M.モンゴメリの小説が愛読書。 すきな言葉は「雲心月性」。

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