レター教室 #1「押し花はがきで手紙を出そう!」

アヴォンリー ポスト、記念すべき第一弾のレター教室の内容は「押し花はがきで手紙を出そう!」です。6月7日(土)と8日(日)の14時から開催し、どちらの回もお二人に受講していただきました。

『赤毛のアン』の作者ルーシー・モード・モンゴメリは相当な筆マメでしたが、マメなのは文通に限らず毎日欠かさなかった日記や好んで作っていたスクラップブックなどに現れています。カナダで出版されたモンゴメリのスクラップブックの日本語版を見ると、そのあちらこちらに手紙や押し花が貼られていて、モンゴメリが生きた100年前も同じように楽しんでいたことがわかります。ということで、アンの時代に想いを馳せながら書いてみよう! こんなあらましからはじまりました。

押し花はがきの作り方は簡単で、押し花を白いポストカードにラミネートシートで貼り込み、あとはマスキングテープやスタンプやシールなどで自由にコラージュしていくというものです。

土曜日に参加してくださったお若いお二人は、日ごろから文通しあっているそうで、この日の手紙もお互いに出し合うことになりました。

真剣に書いている間、うっとりするような美しい緑が窓にうつっていて、アンとダイアナのように仲の良い2人を見守っていました。


日曜日にご夫婦で参加してくださったお二人は本州からいらしたお客様でした。奥様は「赤毛のアンが好きで、ずっとカナディアンワールドに行くのが夢だった」とおっしゃっていました。どなたに手紙を書くか問うてみましたらお父様へ書くのだと。なぜなら『赤毛のアン』を読むきっかけはお父様が与えてくださったからだそうです。これを聞けただけでもワークショップをやった甲斐があるというもの。直球では照れくさいメッセージもユーモアを交えて良い具合に書いていらっしゃいました。

一方、ご主人は海外在住の家族に向けて書くとのことでエアメールの書き方を簡単にご説明しました。お二人とも押し花選び、切手選びなど楽しんでくださったご様子でした。

書いた手紙は私が預かり、ポストに投函しました。無事に届くことを祈って…。

カナディアンワールドの魔法も手伝って、ワークショップは無事に終了しました。ご参加いただいた方には心からの感謝をお伝えしたいです。ありがとうございました。

次回のレター教室は7月5日(土)と6日(日)に開催予定です。テーマは「スリーセブンに出す七夕の手紙」にしようかなぁと。決定しましたらまたアヴォンリー ポストのSNSで告知しますのでチェックしてくださいね。


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てがみまYukoのふみあかり

田丸有子。 手紙の書き方コンサルタント。 札幌出身、東京都在住。 情緒があるものやエレガントなものに惹かれる50代。 無類の手紙好き。L.M.モンゴメリの小説が愛読書。 すきな言葉は「雲心月性」。

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