アナベルとカゴ

友人が自宅で咲いたアナベルのドライフラワーをお裾分けしてくれた。色褪せてもそれ自体が魅力的な大輪のアナベルを家に迎え、逆さにして吊るしていたが、なにか味気ない。吊るす背景となる場所にいい感じの布を垂らして、そこに吊るそうかなどとあれこれ思案していたが決め手にかけ、結局そのままにしていたのだった。

先日参加した「anne of kushukushu」に、カゴやカゴバッグのお店「FEVRIER(フェブリエ)」さんが出店していた。すてきな商品のディスプレイに「あぁ、すてき、あぁ、すてき」とワクワクする気持ちを抑えながら見入っていたら、1つのカゴに目が釘付けになった。アナベルを入れて吊るしたら私が思い描いた理想形になる図が容易に想像できた。こんなところで出会えるとは! そこで、もし今日一日お客様が買わないで残っていたら私が購入しようとひそかに決めたのだった。

我が家にくる運命だったのか、一日経ってもそのカゴはまだ残っていた。

家に帰ってアナベルをセットすると、ほ〜らね、ピッタリでしょう? どちらも引き立っていい感じ!

実はもうひとつ、近所に買い物に行くときにトートバッグ代わりに使うカゴも購入している。サザエさんみたいにカゴでお買い物したかったので、こちらも夢が叶って嬉しい。どちらも見るたびに喜びが蘇るいいお買い物であった。


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てがみまYukoのふみあかり

田丸有子。 手紙の書き方コンサルタント。 札幌出身、東京都在住。 情緒があるものやエレガントなものに惹かれる50代。 無類の手紙好き。L.M.モンゴメリの小説が愛読書。 すきな言葉は「雲心月性」。

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