今月の風景印歴史散歩は北区・王子を歩きました。王子駅から歩き始め、飛鳥山公園、渋沢史料館、音無橋、王子稲荷神社、名主の滝公園、装束稲荷神社、王子郵便局などをめぐりました。
渋沢史料館は、渋沢栄一が晩年を過ごしたお屋敷があった場所で、現在は本館、青淵文庫、晩香盧が建っています。本館は渋沢栄一の功績をわかりやすく展示しています。私は渋沢栄一に関する知識は大河ドラマで見て知った程度しか持っていませんが、手がけた膨大な数の事業の一つ一つが誰もが知る今の日本を支える企業となっていることが一目でわかる展示に圧倒されました。
また、渋沢栄一の喜寿を祝い、建築家の田辺淳吉によって建築された洋風茶室・晩香盧(ばんこうろ)の趣にも感動しました。味わいのあるステンドグラスや暖炉、木の温もりが感じられる部屋の造りは居心地が良く、古くて落ち着きがあり程よいサイズ。伝わってくる慈しみも私の気に入りました。
渋沢栄一の晩年の表情を見ていると、美しいものや好きな人に囲まれて幸せな人生だったのだろうなぁと思わせるなんともいえない福福しさを感じます。
さて、歴史散歩の二次会は、いかいむさんが主催する「風景印展覧会」の会場となっているカフェ428(よつば)さんへ。私を含め散歩の参加者の多くが展示作品(マキシマムカード)を提供しているので、それをじっくりと鑑賞しました。
美味しいサンドイッチとコーヒーを食べ、みなさんの作品からエネルギーをもらって散歩の疲れを癒しました。
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