今朝、目が覚めてカーテンを開けるとめずらしく霧が立ちこめていた。まるで舞台の緞帳が開くように霧が退き、さぁ宴のはじまりだとでもいうように、3日ぶりの太陽を歓迎する桜の木々は枝先まで開花し、これ以上ないと思われるほど青い青い空を背景にして美しかった。とにかく、美しかった。
まさに今日の主役そのもののような大島桜が我が世の春といわんばかりの喜びにみちた姿を見せていた(向山庭園)。
薄紅色に染まる散りはじめの花と咲いたばかりの若い花とのコントラスト。
息を呑む染井吉野ともみじの新緑との共演(向山庭園)。
満開を迎えた仙台屋桜(牧野記念庭園)。
仙台屋桜は赤みを帯びた葉っぱと一緒に咲くのが特徴的だ。
山桜も美しさでは負けていない(牧野記念庭園)。
大王松に寄りかかるようにして咲く山桜(牧野記念庭園)。
「なんてすばらしい日でしょうね。
こんな日に生きているというだけでしあわせじゃないこと?」
L.M.モンゴメリ 『赤毛のアン』より
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