小平市の郵便局と丸ポストめぐり

以前、友人が送ってくれた小平市の丸ポストマップ。これを手にしてからずっと丸ポストめぐりしたいと思っていたら、なんと友人が誘ってくれました! 

10時に花小金井駅集合。まずは花小金井駅前(はなこがねいえきまえ)郵便局からの小平鈴木二(こだいらすずきに)郵便局。各郵便局で旅行貯金をして風景印を集印しました。もともと予定していたルートがあったのですが、局員さんから別ルートをすすめられ、せっかく教えてもらったし…と早々に変更して小平回田町(こだいらめぐりたちょう)郵便局へ。ここは旅行貯金のお宝印がありました。

ここまで肝心の丸ポストには会えずじまい。「たくさんある割になかなか会えないねぇ」なんて言いながら歩いていきました。

最初に見つけた丸ポストは回田通りに面したマンション「ドウェリング斉藤13」のお隣に居ました。やっと会えて嬉しいな。

次に小平団地の敷地内にある小平喜平(こだいらきへい)郵便局へ。

風景印に描かれている笛を吹いている男の子の像が郵便局の近くにありました。見に行きませんでしが、ヴァイオリンを弾いている女性像も団地の敷地内にあるとのことでした。

ここまで目的地の1つ1つの間が結構離れていたこともあり、ずっと歩きどおしだったのでお腹が空いてしまいました。バスに乗って小平駅に向かいます。

駅周辺に3店舗を構える永田珈琲は1966年に創業した老舗の喫茶店でどのお店も良い雰囲気です。3店舗の中でも、特にレトロ感、昭和感の強い「ぽえむ」でランチ休憩をとりました。私は「かぼたまサンド」と「シナモンコーヒー」を注文。「かぼたまサンド」はその名のとおり、たまごサンドにかぼちゃをプラスしたサンドイッチです。ちゃんと手作りしているのがわかる昔ながらの喫茶店の味でした。コーヒーは濃いめで私の好みに合っていてとても美味しかったです。

ランチを食べ終わったら、おたよりタイムです。4人の友人たちに出すポストカードに同行した友人たちにもメッセージを寄せ書きしてもらい仕上げました。居心地良すぎて気がついたら1時間半も経過しており、次の目的地・小平の特大ポストへ急ぎました。

こちら通常の丸ポストとの大きさの違いがわかるでしょうか。全長2.8メートルの日本一大きな丸ポストだそうです。歴とした現役の郵便ポストで、写真を撮っている間にも市民の方が郵便物を投函しにいらっしゃいました。小平市は丸ポスト保有数が日本一であることを記念して2009年(平成21年)に設置されました。ポストの帽子部分の材料には中華鍋を使っているのですって。面白いですよね。

後ろの建物「ルネこだいら」で丸ポストのスタンプが押せるのですが、そこに置いてあった日本一丸ポストを製作したときの様子を画像で収めたファイルを見ると、どうやって丸ポストが作られたのかがよくわかりました。

日本一丸ポストと遊んだあとは小平駅前郵便局へ行き、先ほど仕上げたおたよりに風景印を押してもらって差し出しました。

それから線路沿いの緑道を通って小平ふるさと村へ。ここには今は使われていない古い郵便局の建物があるのです。ところが閉まっていて中に入れません。着いたのが16時10分。16時に閉館とはツイてないなぁ。喫茶店でゆっくりしすぎたわねと反省。「計画したことが残るのは次の機会が有るということよね、だからまた来ましょうね」と前向きに捉え慰め合える友人たちと一緒で良かったです。

その後は怒涛の丸ポストめぐり。

青梅街道沿いに佇む丸ポスト。すぐ横は喫煙所になっていて環境劣悪でかわいそうになりました。

祖父母の代から親戚一同お世話になっている昭和病院の中にある丸ポスト。何度も来たことがあるのに存在を知りませんでした。入院する病院に丸ポストがあったら私はきっと嬉しいだろうなぁ。そんな日は来ないことを切に望むけれど。

本日最後に訪れた丸ポストは青梅街道沿いの多摩電工の敷地にある丸ポストでした。これで今日のミッションは終了です。花小金井駅まで歩き、ドトールでひと休みして帰路につきました。実は今日は私の誕生日。風景印には私の誕生日の日付が入っていて、大好きな丸ポストにたくさん会えた記念日にもなり忘れられない一日になりました。一緒に過ごしてくれた友人たちに心から感謝です。

集印した風景印

「丸ポストに恋しちゃった」の図


#丸ポスト #風景印 #風景印さんぽ #小平市 #手紙 #郵趣 

てがみまYukoのふみあかり

田丸有子。 手紙の書き方コンサルタント。 札幌出身、東京都在住。 情緒があるものやエレガントなものに惹かれる50代。 無類の手紙好き。L.M.モンゴメリの小説が愛読書。 すきな言葉は「雲心月性」。

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